Mar 12, 2010

コピー用紙をセットするか、

コピー用紙がなくなってしまうと、補充をしなければ、印刷をすることができない。これは、簡単に考えれば分かるが時々、以前のプリントが残っているもの、いらないものを印刷してしまうこともできる。その韓国人の可能性があるため、コピー用紙は多めに用意しておいた方が良い。そうしないと後で大変なことになる。
コピー用紙ではないと非常に面倒です。在宅ワークをしている場合、コンピューターからプリントアウトにファクスを受信するコピー用紙が必要になる。随分前になりますが、まだ翻訳を始めたばかりの頃、同じ翻訳をしている人からファックスで原稿を送信するとしたとき、コピー用紙が切れて大変困難なことがある。その時その人にコピー用紙などの有効期限が切れたように、必ずしておかなければならないというこぴどく叱られた。
 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において、被災された方々のご無事と亡くなられたかたがたへのご冥福を心からお祈り申し上げます。そして、被災地が一刻も早く復興されることを祈念しております。

 前回は、CIOサーベイ2011のグローバルベースの結果で話をしました。今回は、国内のCIOの回答をグローバルと比べながら、特徴的な面を見ていきたいと思います。本サーベイは、グローバルで2014人のCIOからの回答をまとめました。そのうち、76人が日本からの回答でした。この日本のCIOのIT予算合計は、1兆8000億円強に上ります。さまざまな業種の皆さまに、回答し難い質問も多かったと思いますが、ご協力いただきありがとうございます。

●日本のビジネス戦略に成長重視という新たな傾向が

 早速、前回の「CIOへのビジネス面からの期待事項」に、日本のCIOが回答したランキングを追加してみましょう。それが、表1です。グローバルと日本の第1位から第5位までが順位の入れ替わりが多少あるものの、全く同じ項目がランクインしました。この傾向は、経営トップやビジネス・エグゼクティブからCIOへの期待事項が、グローバルと日本とに差異が無いことを意味しています。

 昨今でも、日本企業のITは、グローバルに比べて遅れているとか遅れていないとか、いろいろな人がそれぞれの立場で意見を言っていますが、この結果からは、少なくともCIOに期待されていることについては、日本も世界も変わらないことが分かります。直観的には、経営トップやビジネス・エグゼクティブのCIOやITに対しての期待のほどが、グローバルに追いついたという感覚が正しいでしょうか。つまり、グローバルと同様に、日本のCIOに対しても「ビジネス成長」を経営トップやビジネス・エグゼクティブが期待しているということです。

 それでは、これらの「ビジネス成長」という期待を受けて、CIO自身はどんな戦略を打ち出すでしょうか。日本とグローバルの上位5位までを比較してみましょう。日本の第2位が「IT組織を再編成する(ITスタッフの確保・定着)」となっています。グローバルでも第6位ですから、優先順位は決して低いわけではありませんが、緊急度が日本の方がより高いと見てとれます。日本では、IT要員の確保・定着が困難なことは、大変残念なことながら新3K(「きつい」「厳しい」「帰れない」だとか)職場とやゆされることからも定説となりつつあります。そして、これら3Kの条件を打破するために、多くの企業や団体で取組みがなされていることも事実です。

 このことについて、ガートナーの海外のアナリストに、海外の事情はどうか?と尋ねたことがあります。そのアナリストが言うには、「欧米各国でも、似たような状況(ITの仕事は上述の3K)と言える。しかし、企業のIT要員やIT業界で働きたいという人材が少ないわけではない。ITの仕事をする人は、他の仕事よりも尊敬されているからだ。」と言っていました。なるほど、少なくとも、嫌われている仕事ではないようです。では、日本人は、楽をしてお金が貰える仕事を選ぶ傾向にあるのか?と考えらるということでしょうか。

●グローバルと日本との違い

 逆にグローバルでは第3位の「ITコストを削減する」が、日本では第7位にランキングされました。日本でもITコスト削減策に頭を悩まされている人が多いとは思いますが、グローバルの平均値と比べると、優先順位がやや下がったように見えます。しかし、それでも全体から見れば上位にランキングされていますから、その重要性は理解できます。

 また、日本の第5位にランキングされている「ビジネス部門/IT部門間のリレーションシップを改善または構築する」は、グローバルでは第10位にランキングされています。実は、この結果こそ、グローバルと日本との違いが出ていると感じています。この項目に注力したいと考えるCIOを取り巻く環境は、「ITの価値をどのように証明すれば良いだろうか?」とか、「経営やビジネス部門からの要求は、量・質ともにITの要員数や能力を上回るものばかりでとても追い付けない」などの声が聞こえていると思います。

 逆にユーザーサイドからは、「うちのITは、ビジネス成長の足かせになっているのではないか?すぐに、あれもできない、これもできないって言うじゃないか」とか「いまは、仕事が混み合っていて、こちらに人が回せませんって言うよね」などの声が聞こえてきたりするはずです。グローバルで第10位なのは、この項目について随分と前から継続的に取組みを行ってきたからだと考えられます。

 日本のCIOやITエグゼクティブには、プロジェクトを上手く遂行させることや、技術的な側面では一家言ある人が多いのですが、経営トップやビジネス・エグゼクティブたちと上手く立ち回ることには、意外と物静かになってしまったりします。「経営トップやビジネス・エグゼクティブといかに上手く連携して、ビジネスの成果を出すことに注力するかが、CIOとしての中心的な役割だ」と話すCIOが、グローバルでは少なくありません。

 実は、今年のCIOサーベイでは、このことに起因すると考えられる結果が出ています。CIOが立案したIT戦略とビジネス戦略がどの程度関連しているかをCIO自身が評価したものです。グローバルでは、81%のCIOが「密に関連している」と回答しましたが、日本は68%しかありませんでした。読者の皆さんは、「13%くらいの差で大騒ぎするなよ」と言うかもしれません。8割超と7割弱という言い方の方がはっきりするでしょうか。わたしには、とても有意な差に見えてなりません。この結果をダメ押しするような結果もあります。

 「CIOである貴職の成功にとって最も重要な要因を選択してください。」という問に対する回答を集計したものです。グローバルでは、ビジネス成果とビジネス知識と回答した合計が66%に上り、ITの価値はビジネスの結果に現れることを理解しビジネス上のベネフィットを追及していかなければCIOとしての成功はあり得ないと考えていることが分かります。一方で日本は46%で、過半数を割っています。しかも、グローバルでは第2位のビジネス知識が、日本では第3位であり、第2位は小数点以下での差とは言え「CEOをはじめとする経営幹部とのリレーションシップ」がランキングされました。

 確かに、CIOとしての成功を判断するのはCEOをはじめとする経営幹部たちであり、そこと懇ろにしておくことは成功につながるのかもしれません。グローバルでも14%もあるわけですし、決して日本だけの傾向でもないようです。もっとも、「CEOをはじめとする経営幹部とリレーションシップを密接にして、経営から見て分かりやすいITを構築しているのだ」という言い分もあるでしょう。

 では、数字こそ小さいですが、「CIOとしての職務権限」が日本で6%となり、海外で2%という数字の差はどう見ますか。「そもそも、CIOとして成功するためには、俺にオフィサーとしての権限をよこせ!」「CIOとして成功しているわたしには、確固たる権限があるからだ」という主張が、グローバルの3倍もあるということなのです。これも、とらえ方によって主張が異なりますが、小さい数字とは言えわたしには看過できない結果に見えるのです。CIOとしての権限が先なのか、誰にも分かる「ビジネス成果」を見せるこが先なのか。皆さんは、どちらだと思いますか。

●ITによるビジネス成長の貢献度

 ちなみに、わたしのところによく寄せられる質問の1つとして、この「ビジネス成果」があります。「ITによるビジネス成長の貢献度を正しく測定する方法はないか?」というものです。ちょっと分かりにくいので、この質問の意味を簡単に説明しますと、例えば「一昨年末と昨年末とでは売上が3割上昇したのだが、情報システム更改により貢献したのは、このうちどの程度だと主張するのが正しいか?」というものです。

 景気動向も影響しているでしょうし、製品・サービスの向上もあったでしょう、もちろん、営業サイドでの努力・貢献もあったでしょう。それでも、情報システムの貢献分を正確に測定する方法を知りたいというのがこの問い合わせの趣旨です。「情報システムの影響分だけを正確に測定する方法はない」というのが正しい回答です。ちょっと考えていただくとよいのですが、売上が上がったこと自体は、企業にとって良いことなのでしょうが、営業部、開発部、企画部、システム部などで、この手柄を取り合っているという構図になっていると思いませんか。社内で手柄の取り合いをしていることが、それこそ企業ガバナンス上、正しいのでしょうか。

 経営トップは、「全社一丸となって」という御旗の下、企業成長のために奔走します。全社一丸となって得られた結果を更に部門で取り合うことに精力を費やして意味があるのでしょうか。もっと簡単に言うと、情報システム更改の際に、想定される目標があったはずですが、この目標に対してどの程度の達成度合いだったのでしょうか。その達成度合いを明示するだけでも十分ではないでしょうか。「そうは言っても、目標は、エイヤッ!て決めたからねぇ」という声がちょくちょく聞こえてきたりもします。

 プロジェクトの前段では、フィージビリティ・スタディを通じて業務分析をして、何がどのように改善・変化するのか、どのくらい業務にインパクトがあるのかを明確にして目標設定を行うことというのは、当たり前のことなのですが。

 今回は、日本のCIOとグローバルのCIOとをCIOサーベイの結果から見て比較し、日本特有の問題点を指摘しました。しかし、欧米的な考え方が常に正しいと言っているつもりはありません。日本には日本固有の文化・風土があり、そして欧米よりも優れたポイントはいくつもあると思います。しかしながら、このCIOサーベイの結果をみて、自身のマネジメントと比べてください。見落としていたポイントや、自身を補足するポイントなどが見えてくることが往々にしてあるよううです。【小西一有(ガートナー ジャパン)】

(ITmedia エグゼクティブ)
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