May 19, 2010

引越しが多かったので、今も引っ越しを楽しみにしている私がいる

引越しという文字を見ただけで、今も胸が来たゅんとなてしまう。子供の頃は、引っ越しが多い人生だった。小学校4校、中学校2校、高等学校も変わった。理事が当たり前だったので引越しのない人生は考えられないほど次はどこに移動のはずだという考えが今も消えない。そのせいか、どこに住んでいて、そこが自分の安住の地だと思う。一時滞在者という意識がある。ところが、ここにはまた20年以上住んでいる。それでも、その中のどこかに移動すると、毎日感じている自分がいる。
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 故郷に錦を飾りはした。亀田興が出身地の大阪で初めての世界戦を戦い、世界戦では初となるKO勝利を収めた。「KOで勝つとうれしい。大阪、サイコー」とリングで声を張り上げた。

 だが、手放しでほめていいものか。挑戦者のディアスは2007年に北米の地域王者になったのがキャリアの最高峰。10回戦しか経験していないうえ、1年余りのブランク後の試合が初の世界戦だった。14位という下位からの抜擢(ばってき)に、試合前の会見では4度も「挑戦の機会を与えてくれたことを感謝する」と繰り返し、タナボタの世界挑戦を喜んでいた。

 実際、スピードもパンチも世界レベルとは言い難く、技術も凡庸。初回から亀田興の左が簡単に当たり、8回に左を食らってダウンすると、11回終了後、コーナーから出てこなかった。

 長身でやりにくい相手ではあったが、KO勝ちは「3階級王者」なら当然といった相手。勝てる相手を見つけるマッチメークのうまさは絶妙だが、こういった相手との試合を重ねていては真の王者として尊敬を集めることは難しいだろう。

 差し引くなら、初の大阪、被災地復興と銘打った試合で力みがあったという。「落ち着いて普通にボクシングしたら、スピードを使ってもっといけるのにと思いながらやってた。(バンタム級の)手応えはつかんだ」と亀田興。その「手応え」は、手応えのある相手との勝負で証明するしかない。(中野謙二)

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 (セ・リーグ、中日1−2巨人、2回戦、巨人2勝、7日、ナゴヤドーム)九回に決勝本塁打を放った巨人の坂本は、ゆっくりとダイヤモンドを1周すると、ベンチ前でチームメートとハイタッチを交わした。「ナイスバッティング」。この日先発した同世代の小山に声を掛けられると、満面の笑みの裏で悔しさが胸をえぐった。「もっと早く得点できれば、楽に投げさせてあげられたのに…」

 日本ハムの斎藤や広島の前田健ら投手に逸材の多い「黄金世代」の中で、打者では筆頭格。前夜に続く決勝打に加えて、三回にも2死二塁の好機で左前適時打を放ち、チームの全得点を自らのバットで挙げた。「いい精神状態で打席に立てている」。22歳は牽引(けんいん)役として、欠かせない存在だ。

 同じ「黄金世代」でも、ドラフト4位と注目されていなかった小山は、先発投手のコマ不足もあって、いまでは先発ローテーションの一角を務める。川口投手総合コーチから「勝って、(1勝している同世代の)沢村に肩を並べなさい」と送られた2度目の先発マウンドは、何度もピンチを背負いながらも、五回途中まで1失点。勝利に貢献してみせた。

 「沢村のライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」と川口コーチ。原監督も「粘り強く投げてくれた。使いながら育てたい」と先発として合格点の評価を与えた。レギュラーシーズン2勝10敗と大きく負け越した苦手のナゴヤドームで連勝。「黄金世代」が原動力となり、チームは5割に復帰した。(小川寛太)

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 (セ・リーグ、横浜5−4阪神、4回戦、横浜3勝1敗、7日、横浜)悪夢の20球だった。初めて回の途中でKOされた、阪神の小林宏は、下を向いてベンチへ歩いた。謝罪なのか。先発で好投したメッセンジャーに一声かけると、目だけがグラウンドを向くように呆然と、力なく座った。

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 「(先頭は)低めに集めようと思った。(一死一塁の)ハーパーも一緒。あそこで一発を打たれたら同点なので」

 悔しさを噛みしめて振り返った。本塁打警戒もあって珍しく制球を乱した。3四死球で一死満塁。今季初先発の内藤の2球目に暴投で1点を献上した。さらに、カウント3−1から内角直球を右越えに運ばれて走者一掃。2点リードを守れず11度目の登板で初めて逆転を許し、移籍後初黒星。5割復帰を目指したチームは4位転落だ。

 七回は、榎田がピンチを迎えたら久保田を投入する予定だった。2人で七回を抑え、あとは型通り。「八回は小林」は決まっていた。しかもリードは2点に拡大。だが、必勝パターンは見る影なく崩壊した。試合後、真弓監督は“八回の男”の不調を認めた。

 「悪かったね。きょうは。珍しく。(球児のイニングまたぎは)考えなかった」

 明らかに不調と見てとれたFA右腕を一死満塁までピンチが広がっても続投させた。それは信頼感のあらわれだろうが、これでリードを守れなかったのは3度目。救援陣4人体制に関しては「基本的には」と変えない意向を示した指揮官だが、4人の中での位置づけの変更は示唆した。

 「検討というかね。(小林宏の)調子を見ながら。完全な調子なら、あんな投球にはならない」

 不調ならば、無条件に八回を任せるわけにはいかない。もちろん背番号「41」もその使命を自覚。「その(不調)中できちっと投げてかないと。次、頑張るしかない」と、前を向いた。

 V奪回へはトリプルKが盤石であることが大前提。その土台が大きく揺らごうとしている。


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